法務相談室からのコンプライアンスマニュアル作成ガイド

証券会社法務相談室勤務の私の、コンプライアンスマニュアル作成体験記

マニュアルの文章作り、レイアウト

難題、文章作りとレイアウト

「共感・納得できる」「行動できる」マニュアルとするには文章内容とレイアウトが肝心です。
しかしこれも、簡単ではありません。
内容の構成としてはマニュアルの目的、社内規程、行動規範、基本的な商法と刑法、
業界に関連する法令およびその解説と罰則、違法行為に遭遇した場合の対処方法、
以上としました。

法務相談室の4名で手分けして文章を作成することになり、
マニュアルの目的と業界に関連する法令およびその解説と罰則は、私が担当しました。
またマニュアル作成の現場統括責任者は私ですから、全体のレイアウトもまとめます。

他の社員と比較すれば、法律に関する知識は豊富なのは確かです。
しかしだからといってスラスラと文章が書けるわけではありません。
恐らく法律関係を勉強された方なら分かるかもしれませんが、
特に独特の言い回しをしている法律もいくつかあるので、
何も知らない人にどう表現すればいいのか、頭を抱えてしまうことも。

平易でわかりやすい、誰でもわかる文章を書くことが、これほど難しいとは思いませんでした。
また分量の制限もありますから、何を採用して何を削るかの判断も重要になってきます。

レイアウトに一苦労

マニュアルやパンフレットなどでも、見やすいものはレイアウトに統一感があります。
私は参考書に掲載されていた、AdobeのIllustratorというソフトを経費で購入したのですが
まず、ボタンやメニューが複数あって使い方が分かりませんでした。
参考書とは別に、レイアウトソフトの勉強もしなくてはならないというのがきつかったです。

また、そういう時に限って厄介な法律相談が回ってきたりするんですよね。
急ぎの案件で対応しなければならなかったり…。
あの時、通常業務を突っぱねられたらどんなに楽だったか。

さすがに堪えて、後輩を飲みにでも連れて行こうかと思ったのですが
「先輩、私はまだ作業が残っているので…すみません」
一生懸命マニュアル制作に没頭している後輩に愚痴ることも出来ませんでした。

仕方なく、こうして当時のストレスをネットで解消している私です(苦笑)

 
ページの先頭へ
HOME » 作成のポイント » マニュアルの文章作り、レイアウト
法務相談室からのコンプライアンスマニュアル作成ガイド